令和3年7月27日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。
秋田県内では、下記２つの遺跡がその対象となります。
空港からそれぞれ、「大湯環状列石」は約50 km、「伊勢堂岱遺跡」は約3kmと程近い距離にあります。ぜひ縄文時代の暮らしや文化の痕跡に触れる旅をしてみてください！

■鹿角市「大湯環状列石」
「大湯環状列石」は、万座(まんざ)と野中堂(のなかどう)という、日本を代表する2つの環状列石を合わせたよび名です。この２つの環状列石を主体とした遺跡の配列は、当時、日時計の役割を果たしていたのでは、と推測されています。遺跡のまわりは、復元された掘立柱(ほったてばしら)建物や森に囲まれ、まるで縄文時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえますよ。

～アクセス
予約制乗合タクシー
大館能代空港から大湯環状列石までは車で約50分。ご予約・詳細は下記タクシー会社へお問い合わせください。
→たかのす・ひかりタクシー：0186-62-1411

■北秋田市「伊勢堂岱遺跡」
この遺跡は当空港から約5分の距離にあるのですが、平成7年の当空港への道路建設地調査中に発見され、平成8年12月に道路建設の中止と遺跡の現地保存が決定された経緯を持つ遺跡です。お墓や儀式をするための神聖な場所と考えられている環状列石が４つも集中しているのが特徴です。また、環状列石から出土した少しとぼけた顔の「板状（ばんじょう）土偶」は「いせどうくん」としてグッズ化されています。

【上の画像は、伊勢堂岱縄文館より板状土偶】

～アクセス
予約制乗合タクシー
大館能代空港から伊勢堂岱遺跡までは車で約5分、徒歩で約30分。予約制乗合タクシーのご利用は500円(小学生以下250円)！
→たかのす・ひかりタクシー　0186-62-1411／丸宮タクシー　0186-62-2030／かんこうハイヤー　0186-62-1313／米内沢タクシー　0186-72-3212